GROW
GROW NBC-406
1996年に生産開始されたGROW NBC-406。高山の日進木工の椅子です。
椅子は毎日動かすものだから、『軽い』ことも大事な機能のひとつ。そんな想いから、スマート部材を組み合わせたシンプルなデザインに、それを強固する木材の選別と見えない部分の接合部の工夫、当時はまたま使用例の少なかったダイメトロー〈布バネ〉(座面下に使われる衝撃吸収材)の採用など、様々な要素を取り入れて3.8㎏の軽量チェアが完成しました。
もともと細身でモダンなスカンジナビアデザインを得意とする日進木工だからこそ、磨いてきた木工技術と新素材で細身でも強度のある構造を実現できました。
掛け心地、デザイン、軽くて丈夫。三拍子揃ったベーシックチェアです。
そこから406の深化が始まり、座幅を広げた606ワイドチェアや、よりくつろげるように605ワイドアームチェックアウトが追加されました。
材種:レッドオーク店内でブラックウォールナット
寸法:W470×D515×H830(SH430)
座面は張座で、カバーリングもしくは張込みから選べます。
毎日使い、毎日動かす椅子だから重さはとても重要です。毎日お掃除する方は特に気になる部分かもしれません。
ショールームにはレッドオーク材のGROWチェアが展示してあります。ぜひ重さチェック、そして座り心地を試してみてくださいね。
以上、GROWでした!
kinoe
kinoe ~枝を使った椅子~
kinoeは木の『枝』を家具に用いています。これまではチップ燃料などに利用されてる他は捨てられていた枝ですが、製材された木材にはない特徴的なライン、幹を凝縮したような木目の美しさなどは枝ならではの魅力といえます。
そもそも枝は節の少ない木を育てる過程で間引かれ、処分されてしまい、これまで家具に使われることがほとんどありませんでした。
そんな枝に着目し、その魅力に向き合うことで木の美しさを再発見し、素材の個性を深く観察したものづくりを目指したい、というところにたどり着いたわけです。なんと素晴らしいことなんでしょうー!
これにより材料としては今まで無価値と考えられていた枝を家具に用いるという取り組みによって、持続的な国産材の育成を目指す情緒豊かなkinoeがうまれました。
椅子のフォルムは丸みをおびていて、座面もまんまるで一言で言えば可愛らしいです。座面の部分は国産クリ材、笠木の部分は国産スギやヒノキの枝、背もたれや脚は国産ブナ材。全て国産材を使用しています!
今まで陽の目を浴びることのなかった材料が、人の知恵や努力や技術によって、こんなにも素敵な家具になるといういわばシンデレラストーリーのようなkinoe。
愛らしい個性的なkinoeの椅子をどうぞよろしくお願いいたします(^^)
寸法:W410×D500×H850~870(SH420)
椅子の他にベンチもショールームに展示してありますが、半分だけ背もたれで左右の奥行きもちがくてこちらもとっても個性的で可愛らしいベンチです。ぜひ見にきてくださいね。
以上、kinoeでした!
エドワードチェア
エドワードチェア(板座)オーク材
飛騨高山にある木馬舎の椅子、エドワードチェア。
その名前の由来は、伝統的な込むバック型ウィンザーチェアをシャープにまとめ、エッジの効いたテーブルにしっくりくる若さを感じさせるチェアだから、ウィンザー伯爵の若き日の称号『エドワード』と名付けたそう。
コムバックウィンザーチェアとは、17世紀後半イギリス発祥の伝統的な木製椅子の一種で最初に現れた形のもの。
尻形の窪みがある板座と、笠木とその下に並ぶ背棒が特徴的で、その背もたれがスペイン風の『櫛(コム)』に似ていることから名付けられたとされます。
エドワードチェアの座面もおしりの形に彫り込まれていて、座り心地もよく、ハイバックチェアならではの凭れたときの安心感と、曲木を使った身体にフィットするなめらかなラインも心地よいです。
材種:オーク・ウォールナット
塗装:オイル塗装
寸法:W440×D495×H850(SH440)
以上、エドワードチェアでした!
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