お久しぶりです。
皆さんお盆はいかがお過ごしですか?
私共は相変わらず休みなしで働いております。
まさに貧乏暇なし。
悲しいけどリアルっす。 涙
さて今回は、前回と同じく「再生」シリーズです。
先代の想いが詰まった桐箪笥。
捨てるに捨てられない、でもどう使ったらいいのか・・・? という方が結構いらっしゃいます。
今ではなかなか本格的な桐箪笥は作られていませんので、やっぱり捨てるのは勿体無いですよね。
日本独特の家具なので、外人さんにもウケがいいです。
桐箪笥 三つ重ね(中洋) before ↓
だいぶ色褪せていますが、決して状態は悪くありません。
ただ、新築された家などには趣きが合わない場合が多いので、削り直しをお勧めします。
今回のお客様は、塗装を「時代色」で仕上ております。
特徴は、桐の表面を少し焼く事で、桐の板目を黒く、そして丈夫にし、
凹凸感のある「浮造り」を施してあります。
またこの「灰色」が桐箪笥の歴史を感じさせる良い色に仕上がっています。
after ↓
取っ手金具も新品に付け変えました。
このように無垢の家具は、100年経っても再生可能なのです。
これこそ時代に合っている「エコな家具」ではないでしょうか?
「温故知新」
今日からこれを私の座右の銘にしたいと思います。
ではでは
よーすけ