kinoe ~枝を使った椅子~kinoeは木の『枝』を家具に用いています。これまではチップ燃料などに利用されてる他は捨てられていた枝ですが、製材された木材にはない特徴的なライン、幹を凝縮したような木目の美しさなどは枝ならではの魅力といえます。そもそも枝は節の少ない木を育てる過程で間引かれ、処分されてしまい、これまで家具に使われることがほとんどありませんでした。
そんな枝に着目し、その魅力に向き合うことで木の美しさを再発見し、素材の個性を深く観察したものづくりを目指したい、というところにたどり着いたわけです。なんと素晴らしいことなんでしょうー!
これにより材料としては今まで無価値と考えられていた枝を家具に用いるという取り組みによって、持続的な国産材の育成を目指す情緒豊かなkinoeがうまれました。
椅子のフォルムは丸みをおびていて、座面もまんまるで一言で言えば可愛らしいです。座面の部分は国産クリ材、笠木の部分は国産スギやヒノキの枝、背もたれや脚は国産ブナ材。全て国産材を使用しています!
今まで陽の目を浴びることのなかった材料が、人の知恵や努力や技術によって、こんなにも素敵な家具になるといういわばシンデレラストーリーのようなkinoe。
愛らしい個性的なkinoeの椅子をどうぞよろしくお願いいたします(^^)
寸法:W410×D500×H850~870(SH420)
椅子の他にベンチもショールームに展示してありますが、半分だけ背もたれで左右の奥行きもちがくてこちらもとっても個性的で可愛らしいベンチです。ぜひ見にきてくださいね。
以上、kinoeでした!